負傷災害事例

AC0025 ブレーキパイプ取り外し作業中、手が滑って転落し負傷した。

 ホイールローダーのブレーキパイプを交換するため、後タイヤに乗って片口スパナにパイプをはめてブレーキパイプを外していたところ、スパナが外れ、はずみでタイヤの上から転落し負傷した。
図のように先端をつぶしたパイプをスパナにはめて作業していたものである。

 

対策

  1. 作業しやすいようにタイヤを外すなどの手順を踏む。
  2. スパナにパイプをつけることは、安全上や締め付けトルクの関係で原則としてしてはならない。
  3. 固いネジには浸透潤滑剤を利用する。

イラスト災害事例の絞り込み