負傷災害事例

AC0026 急にバケットを動かし、バケット内で点検中の作業者が転倒して負傷した。

 油圧ショベルのバケット取付ピン部を点検するため、作業者がバケット内に入る形で作業していた。
ところがもう一人の作業者がバケットシリンダを急に動かしたため、バケットが動き、バケット内の作業者が転倒し、手をついたはずみに手首を捻挫した。

対策

  1. 機械を動かす前に、作業者や周囲に注意し、退避させるなどの安全措置を講ずる。
  2. 点検・整備中は、原則としてエンジンを停止させる。
  3. やむを得ず機械を作動させる必要がある場合は、共同作業者の合図確認の後に行う。

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