災害事例

荷148 起因物:フォークリフト
事故の型:激突され

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 解体現場で休憩所に向かおうとしている作業員の近くを、専用アッタチメントでフレコンバッグ4 つを吊ったフォークリフトが走行しています。

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 作業員に気付かず近づいてきたフォークリフトが、作業員に接触し、轢いてしまいました。

 

災害発生防止のポイント。

● フォークリフトで荷を吊って運搬することは、走行に伴い、吊り荷が前後左右に振れたり、旋回したときに横転する恐れがあるので、できるだけパレット荷として計画すること。

● やむを得ず、荷を吊って運搬する場合は、抜け落ち防止を施した専用アタッチメントを用い、運転者および周囲の作業員に危険が及ばない様、吊り荷の数を減らし(できれば1 袋)、前方の視界を確保しながら走行する等の対策を講じ

ること(フォークリフトのフォークに荷を引っかけ、吊り荷走行することはできません)。

● 作業者は、フォークリフト稼働中は作業エリアに入らず、決められた場所を、周囲をよく確認しながら歩行する。

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