建荷協からのお知らせ

【リーチ式フォークリフトの前輪ブレーキ】に関するお知らせ。

2018年03月29日

 前輪にブレーキを装着したリーチ式フォークリフトにおいて、その仕様を知らなかった検査員が、前輪ブレーキを検査することなく特定自主検査を実施したという事案が認められました。

 

 リーチ式フォークリフトの前輪ブレーキは特定自主検査の対象項目ですので、前輪ブレーキの検査を実施した上で特定自主検査記録表を発行ください。

 

 検査記録表の記入方法については、建荷恊発行の「特定自主検査記録表の記入要領(TC-ZC-02-O)」に前輪ブレーキ(油圧式ドラムブレーキ)を装着したリーチ式フォークリフトの記入例を記載していますので参照ください(P30制動装置 №20、22、23、24)。

 

 現在、前輪ブレーキを装着していることが確認されている車両とブレーキの種類を以下に示します

 

  ・(株)豊田自動織機
   7FBR・8FBRシリーズ標準装備(油圧式ドラムブレーキ)

  ・三菱ロジスネクスト(株)(ニチユ プラッター)
   FBR-80シリーズの高機能Hタイプ(電磁式ディスクブレーキ)

  ・住友ナコフォークリフト(株)
   61FBRシリーズのオプション(電磁式ディスクブレーキ)

 

 不明な点などあれば、メーカー系販社・サービス拠点までお問合せください。