負傷災害事例

AC0033 ブレーカ分解中、シリンダヘッドが飛び出し、作業者の胸に激突し重傷を負った。

 作業台の上にブレーカを置き分解作業をしていた。シリンダーヘッドのナットを外したが抜けないので、ハンマーで叩いたところ内圧でヘッドが急に飛び出し、作業者の胸に激突して重傷を負った。

 

対策

  1. 分解組立作業に当たっては、十分な知識を身につけるか、経験のある指導者と一緒に作業する。
  2. ハンマーで叩くことは、部品の損傷や破片の飛び出しの原因となるので、抜き出し治具などを使用する。また、ナットは完全に外さずに弛めてボルトに付けておくとよい。
  3. 噴出や飛び出す方向に身体を置かない。

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