負傷災害事例

AC0016 リフトシリンダ油圧パイプの油洩れでリフトが降下し、作業者が下敷きになり負傷した。

  リフトシリンダの上げ側パイプからの油洩れを修理するため、リフトを1.5m上昇させて、パイプの増締めをしていた。油洩れが止まらないため、いったんパイプを弛めたところ弛みすぎて作動油が洩れだし、リフトが降下してしまった。リフトの下で懐中電灯で手元を照らしていた作業者が下敷きとなり、負傷した。

 

対策

  1. リフトの下には入らない。
    やむを得ず下に入る時は、落下防止策を講じてから行う。
  2. 配管継手を緩める前にリフトの下の作業者に伝えて、安全な場所に退避させる。

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