災害事例

荷0135 起因物:フォークリフト
事故の型:転倒

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 倉庫内に保管されていたロール状の敷料(しきわら)をフォークリフトでトラックに積み込もうと、資材掴み用アタッチメントを最大揚程に上げたまま斜面(勾配6度)を後進していました。

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

斜面を後進している時にフォークリフトが転倒し、運転者がヘッドガードの下敷きになりました。

 

災害発生防止のポイント。

● 作業前にあらかじめ、運行経路、荷の種類や形状、機械の負荷時の登坂降坂能力に適応する作業計画を立てること。
● フォークを高く上げたままでは走行しない。(走行時はフォークを路面から15cmから20cmの位置まで上げ、マストを後傾させること)
● 走行・荷役作業時はシートベルトを確実に使用すること。
参考: 積載時の坂道での走行方向
 • 登坂(上り)は前進、降坂(下り)は後進で走行する。

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