災害事例

荷0116 起因物:車両系荷役運搬機械 > フォークリフト(カウンター式)
事故の型:はさまれ、巻き込まれ

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 フォークリフトをトラックに積み込むため、フォークを3.8mまで上げたままで道板を後進で登っていました。

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 登りきる途中でフォークリフトがバランスを崩して横転し、道板から転落する際に運転手が投げ出され、下敷きになりました。

 

災害発生防止のポイント。

●シートベルトを必ず着用すること。

●無積載の場合、登坂時は後進 降坂時は前進

●フォークの先端が地面に接触しないところまで上昇させ、必要以上に上げないこと。

●移動車両に積み降ろしを行う時の措置

 ①平坦で堅固な場所で行うこと。

 ② フォークリフトの重量及び大きさに応じた十分な長さ、幅及び強度のある登坂用具を使用すること。

 ③ 登坂用具(道板)は、外れ止めがあるものを使用し、確実に荷台に掛け、またその勾配を15度以下にすること。

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