災害事例

荷0029 起因物:車両系荷役運搬機械 > フォークリフト(カウンター式)
事故の型:激突され

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 工場内で、コイル状に巻かれた鋼板をフォークリフトのフォークにかけて運搬しています。その横の安全通路を携帯電話をかけながら歩いている作業員がいます。さて、この状況からどんな危険が予知されるでしょうか?

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 安全通路を歩いていた作業員が急に飛び出したため、運転者が慌ててブレーキをかけたところ、その反動でコイル鋼板がフォークリフトの前方に落下し、回転しながら作業員に激突しました。

 

災害発生防止のポイント。

  1. 急停止した場合でも荷が抜け落ちないような措置をとる。
  2. コイル専用のアタッチメント「ラムリフト」等を使用する。
  3. 現場では携帯電話は安全な場所で立ち止まって使用する。
  4. 安全通路以外には立ち入らないよう、関係者に徹底する。

イラスト災害事例の絞り込み