災害事例

荷0016 起因物:車両系荷役運搬機械 > フォークリフト(カウンター式)
事故の型:はさまれ、巻き込まれ

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 貨物駅のコンテナヤードで、コンテナAをフォークリフトでトラックに積み込むために、手前にあるコンテナを左の方の空き列の奥に置き換えようとしています。
空き列の奥の方では、作業員がコンテナBの荷票を確認しようとしています。
さて、この状況からどんな危険が予知されるでしょうか?

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 フォークリフトの運転手が、奥にいる作業員に気付かずそのまま前進したため、奥にいた作業員が既に置かれていたコンテナとの間に挟まれ、負傷しました。

 

災害発生防止のポイント。

  1. コンテナヤードでは、フォークリフト作業と作業員との同時作業は行わないよう、予め作業計画・手順を定めて、作業者に周知徹底する。
  2. やむを得ず同時作業を必要とするときは、誘導員を配置して作業を行う。

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