災害事例

建0031 起因物:車両系建設機械 > コンクリート打設機械
事故の型:はさまれ、巻き込まれ

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 コンクリート打設が終ったので、作業員がコンクリートポンプ車のホッパー内を清掃しています。作業員は、ホッパー内にこびりついたコンクリートを落とすため、ホッパー内のかくはん機を回転させたまま、ホースを近づけて水をかけようとしています。さて、この状況からどんな危険が予知されるでしょうか?

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 ホッパー内のかくはん機を回転させたままホースを近づけたところ、上着の袖がかくはん機の羽根にからまり、巻き込まれて負傷しました。

 

災害発生防止のポイント。

  1. コンクリートポンプ車のホッパー内を清掃するときは、かくはん機の回転を停止して作業を行う。
  2. 服装をきちんと整える。
  3. ホッパー内清掃の作業手順を明確にし、作業者に徹底する。

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