災害事例

建0001 起因物:車両系建設機械 > 掘削用機械
事故の型:はさまれ、巻き込まれ

どんな危険が潜んでいるのでしょうか…(この状況で予知される災害は)

 緑地公園の造成工事です。小型の油圧ショベルでU字溝の設置作業をしており、朝の作業開始を前に、油圧ショベルの燃料補給をしようと作業者Bがポリタンクを運んできました。作業者Aは運転席のエンジンを停止してイライラしています。

 

どうすれば防げるでしょうか…(こんな災害が発生しました)

 運転席から身を乗り出して燃料補給を見物していた作業者Aが誤って操作レバーに触れたため、ブームが降下して、支柱との間にはさまれ、死亡しました。

 

災害発生防止のポイント。

  1. 点検・整備・給油等の作業を行う際の安全な作業手順を作成し、これにより作業を行う。
  2. やむを得ず、ブーム等を上げ、その下で作業を行うときは、安全支柱、安全ブロック等を使用する。
  3. 点検・整備・給油等の作業における安全教育を実施する。
  4. 特定自主検査を始めとして、点検・整備を行う体制を確立する。

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